土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士とは
土地家屋調査士とは、2020年に70周年を迎えた国家資格です。不動産の表示に関する登記の専門家であり、土地の境界について精通しています。
不動産の表示に関する登記とは、権利に関する登記の前提として、権利の客体を正確に登記簿上に公示することによって、国民が持つ権利の明確化に寄与することを目的としています。
土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記について必要な土地又は建物に関する調査及び測量、不動産の表示に関する登記の申請手続及び筆界特定の手続について代理することを主な業務としています。
土地家屋調査士になるためには、年に一度、法務省が実施する土地家屋調査士試験に合格する必要があります。資格取得後、事務所を設けようとする地を管轄する都道府県内に設立された土地家屋調査士会へ入会して、日本土地家屋調査士連合会に備える土地家屋調査士名簿に登録を受けなければなりません。
令和元年度では、全国16,471名、東京1,472名の会員が登録していました。
料金の目安
【土地】
地目変更登記 30,000円~
●30,000円~ 農地転用許可が必要な場合、別途費用がかかります。
合筆登記 30,000円~
●30,000円~ 合筆する土地の筆数が概ね3筆まで。
地積更正登記 100,000円~
●100,000円~ 境界確定測量が必要な場合、別途境界確定測量の費用がかかります。
分筆登記 120,000円~
●120,000円~ 境界確定測量が必要な場合、別途境界確定測量の費用がかかります。分割点の数が多い場合、別途追加の費用がかかります。
【建物】
建物表題登記 80,000円~
●80,000円~ 新築建物の場合。
●150,000円~ 被相続人が建築した未登記の建物、若しくは工場等の大規模建築物の場合。
建物表示変更登記 100,000円~
●100,000円~ 登記に必要な書類が揃っている場合。
●200,000円~ 被相続人が増築等をした未登記の建物、若しくは工場等の大規模建築物の場合。
建物滅失登記 30,000円~
●30,000円~ 滅失建物の所在地が遠方の場合や規模が大きい場合、別途費用がかかります。
区分建物表題登記 40,000円~
●専有部分1戸につき 40,000円~ 専有部分の戸数の総数により変動します。 敷地権の公正証書取得費用として別途100,000円~。